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痒みを我慢 黒木瞳さんの場合
先日朝日新聞に女優の黒木瞳さんが
「蚊に刺された時は、かゆみを30分我慢すると美肌が保てる」
とエッセーに書かれていました。
顔や肌が、蚊に刺された跡があっては
女優としては売り物になりません。
黒木さんは蚊に刺された時は、かゆみ止めを塗って30分、
ただひたすら掻かないようにして、我慢するそうです。
30分すると、うそのようにかゆみが減ってきて、
肌を傷つけないで済みます。
あるとき、他の女優さんが蚊に刺されて、
掻き傷だらけの足で撮影現場に出てきて
「おやおや」と思った、と書かれていました。
アトピーは、1000匹の蚊に刺されたくらい、
と言いますから、比較には、ならないかもしれません。
でも、掻き傷をつけないことは大事です。
掻くことによって刺激でかゆみの神経が伸びてきて、
さらにかゆくなり、
かゆみを起こすヒスタミンも出てきて、
全身がかゆくなって、赤い細かいブツブツもあちこちに出てきます。
掻いた後は、肌が傷つき、そこから汗などが染みてまた、
かゆくなる、と言った悪循環になります。
アトピーを早く改善するには
「いかに掻かないか」が大事です。
すぐに冷たいタオルで湿布してもいいでしょう。
かゆみ止めの生薬の入ったスプレーもいいでしょう。
「まず掻かない工夫」
をご自分に合った方法で考えて、実行してください。
ずいぶん早く、肌がきれいになりますよ。
植松光子
写真:群馬 大岩フラワーガーデン8月28日撮影
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