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春から夏の肌トラブル対策3 赤みや熱感
初夏から夏本番の暑い時期は「熱邪(ねつじゃ)」による肌への刺激に注意しましょう。
外気の暑さだけでなく、イライラやストレスなどで
体内に熱が発生しないようにすることも大切です。
熱が皮膚の表面に滞ると、肌トラブルを起こすばかりでなく、
症状が悪化する原因にもなります。身体の余分な熱を取り除き、
症状をなるべく抑えるよう心がけましょう。
*気になる症状
皮膚の熱感・赤み・痛み・炎症、ニキビなど化膿しやすい、
口の渇き、尿が黄色い、便秘気味
*食養生
苦みのあるもの、身体の熱を冷ます働きのある涼性(りょうせい)のもの、
身体の中から余分な水分を排泄する利水作用のあるもので、身体の熱を取り除きましょう。
刺激のある辛い食事は、なるべく避けるようにしてください。
ごぼう、苦瓜、レタス、すいか、豆腐、緑茶、たんぽぽ茶 など
*漢方薬など
清熱解毒の赤みや腫れをとる漢方薬
赤味、痒みに効く漢方生薬の入った軟膏、保湿剤