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二十四節気のひとりごと:冬至
こんにちは。
スタッフの大友です。
【今、暦の上では、二十四節気『冬至の頃』】
・乃東生(なつかれくさしょうず)
・麋角解(さわしかつのおつる)
・雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)
【アリとセミ】
冬の一日、アリは夏の間に溜めこんだ穀物を穴蔵から引っ張り出して、乾かしていた。
腹をすかせたセミが来て、露命(ろめい)をつなぐため、自分にも食物を少し恵んでくれ、と頼み込んだ。
「夏の間、一体何をしていたのかね」と尋ねると、
「怠けていたわけではない。忙しく歌っておりました」とセミは答える。
アリは笑って、小麦をしまい込みながらこう言った。
「夏に笛を吹いていたのなら、冬には踊るがいい」
(イソップ寓話集より)
日本では「アリとキリギリス」として有名なお話ですね。
私たちは子どもの頃、当然のように、アリのように勤勉であれ!
とこのお話から教訓を受け取ったのではないでしょうか?
62歳になりましたわたくしが目指しますのは……〖セミ〗(笑)
セミのように夏は歌い、冬は踊る。
ミーンミーン♪つくつくおーしつくつくおーし♪ジリジリジリジリ♪と、
子どもたちの傍らにいて、歌い、踊り、皆の命を楽しませる。
実際のセミは地上での短い命を全うして土に帰っていき、冬に踊ることはありませんが、
せっかく地球に生れ落ちてきたのですから、未来のために生きるよりも
全身全霊で「今」を楽しみたい!とわたくしは思うのであります。
あなたは、アリ派?セミ派?
冬至にセミを想う(笑)
アリ・セミの抜け殻は、漢方生薬として使われています(驚)
四季に起こる様々な奇跡・私たちは宇宙の循環と共にあること。
五感を全開にして、探して、感じる。
移り変わる季節を楽しみながら、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいませ。