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二十四節気を用いた食提案 大雪
冬は、活発な活動でエネルギーを消耗することは避け、ゆっくり過ごしましょう。
冷えから起こる風邪、関節痛や胃腸の不調に注意が必要です。
寒気を感じたら、温性、辛味のある食材で体を温めるのもいいですね。
大根、ねぎ、白菜が入った鍋はおすすめです。
冷えからくる胃腸の不調には、冷えを取り除き、温める効果のある、
シナモン、黒砂糖、八角、かぼちゃ、大豆、山芋、鶏肉のささみなどがお勧めです。
三首と言われる、首、手首、足首もしっかり冷え対策をして、冬を快適に過ごしましょう。
《旬の食材》
ぶり
寒ぶりといわれるように、寒い季節ほど脂が乗っておいしいぶり。体を温める食性があります。
高たんぱく、高脂質。血合いはタウリンが豊富。
元気を付け、補血作用があります。疲労、体力減退、知力低下、眼精疲労、貧血にもおすすめです。
ねぎ
体を温める食性があり、風邪予防、冷え性、鼻づまりによい。
ビタミンⅭ、βカロテン、カルシウム、葉酸ともに豊富。いずれも白い部分より葉に多い。
大雪(たいせつ) 12月7日〜12月21日頃
大雪(たいせつ)とは、いよいよ本格的に冬が到来するころのことです。
山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。
写真:雪吊り
降雪地方では、雪の重みで木が折れないように、雪吊りをします。
大仕事ながら、冬の風物詩です。