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お金に変えられない大事なもの
専業主婦で「私は食べさせてもらっている」
と思っている方はいませんか?
「妻子を食わせている」と言う男性がいますが、
これは大間違い、ということが、私の経験を通して言えます。
(写真:今朝の川越から見た富士山)
夫が単身赴任で、1年間アメリカへ行ったときの話です。
子供が1歳と3歳。夫がいなくなり、早速私のした事は朝の味噌汁を止めました。
次にお風呂は1日おき。煮物はたまにする位。
こんな生活を1ヵ月したら、ガス代などの光熱費と食事代が、
夫がいたときの半分以下になりました。
「なんだ、ほとんど自分が食っていたんじゃないか。」
と悟った次第。
しかし、そんな生活を少ししていましたら、3歳の子供に
「ママ、お味噌汁が飲みたい。」と言われ、
恥ずかしくなり、味噌汁は再開しました。
専業主婦は収入がないので、つい自分は食べさせてもらってる、と思う方もいます。
しかし、実は大事な無形の収入「心の安らぎ」を家族に与えているのです。
お金に変えられない家族にとって大事なものです。
たまに、立場を変えてみてください。
よく分かります。
コロナなどで夫が職を失い、妻が働き始めた家庭もあることでしょう。
その時、家にいて食事の支度をして家を守ってくれてる人がいたら、
外に出て働く人は、どんなにか安心して働けることでしょう。
男女どちらも働きたい人が働き、家にいたい人が、
家にいられる社会になるといいですね。