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アトピー改善!赤ちゃん欲しくなった
【Before】
31歳 女性
ステロイドを体に30年間使っていて、顔にも2年前から使い始めました。
次第にステロイドが効かなくなり、ステロイドをやめたら体全体悪化し、入院をすすめられました。
顔が赤く、常にかゆく子供の時から便秘です。【After】
1年間漢方薬を飲んだらほてり、かゆみも楽になり便秘もなくなりました。
ウエマツ薬局のアトピー学校にも通い一生懸命アトピーについて勉強しました。
ご主人も一緒に出席され食べ物のことなど勉強されました。
アトピーが落ち着いて今は赤ちゃんが欲しくなり、
アトピーが悪化しないような婦人科の漢方薬を飲んでいます。
基礎体温表もがたがただったのがきれいな2層になってきました。【コメント】
アトピーをよくする漢方薬は主に清熱作用のあるものです。
皮膚が赤い時に温めるものを使うとすぐ悪化します。
しかし婦人科の漢方薬はあたためるものが多いので使うのに微妙な使い分けが必要です。
まずアトピーをよくしてから妊娠に向かって少しずつ変えていくと上手に成功します。
詳しくは拙著「図解 アトピーを治して妊娠する本」、農文協 をご覧ください。国際中医師 薬剤師 植松 光子
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円形脱毛とイライラ、のぼせが漢方で改善
【Before】
47歳 女性
半年前に美容院で見つけてくれました。3か所円形に脱毛し大きいところで5cm×6cmもありました。
そのころ更年期か、いらいらがひどくときどきのぼせがありました。便秘気味で疲れやすかったです。
ストレスをとり、髪に栄養を与える漢方薬を飲んでいただきました。【After】
1か月後にはイライラが軽くなり、のぼせも減り、頭の中も熱くなくなりました。
驚いたことに1か月しか経っていないのに、頭の上のほうは髪の毛が黒くなってきました。
これからはもっと良くなっていくでしょう。【コメント】
円形脱毛はよくみられる症状ですが、悩みの深いものです。
西洋医学的にはステロイド軟こうを主に使います。
また針治療もあります。
原因は複雑ですが、主にストレスが引き金になります。
自律神経のバランスが崩れ、自分の毛根を攻撃し、脱毛させます。
また緊張で血流が悪くなり、毛根に栄養が行かなくなり、毛球がなくなり、抜けやすくなります。
漢方では血を増やし、緊張をとる生薬を使います。
少し時間はかかりますが、治る方は多く、よく紹介で来店されています。 -
アトピーが漢方で改善し希望の仕事に就けた
【Before】
35歳 男性
アトピーが悪化し漢方薬を求めて来店されました。
その時今は休業中だ、とおっしゃったので「アトピーが治ったら何をしたいですか」とお聞きしましたら
「自動車が好きで整備工の仕事をしていたので、治ったら外国へ行って日本の技術を広めたい。
できればオーストラリアに行きたい」と夢を語ってくれました。
「日本の技術は素晴らしいし、整備が出来る人はすくないでしょうから、いい着眼点ね」とほめました。【After】
そして1年くらいしてアトピーはすっかりよくなり、「オーストラリアに行くことになりました。」
と目を輝かせて出発していきました。【コメント】
人は希望を持つと病気は早くよくなります。
「元気になったら何をしよう」
「きれいになったら何をしたいか」
考えると楽しくなって早くよくなりますよ。 -
多汗症が漢方で改善しました
10歳 女子
【Before】
赤ちゃんの時から両手両足に汗が多く、紙がべとべとになるくらいでした。
暑い季節になると両手の皮も向けてきます。汗疱でしょう。
興奮すると覚めるのに時間がかかり、物事に集中すると特に汗が多くなります。
手をつなぐときに友達に言われ、本人も気にしはじめ、お母さんと来店されました。
相談机の上は汗でぬれ、ひっきりなしにハンカチで手を拭いていました。中医学では肝胆湿熱といい、交感神経の緊張しやすいお子さんに多く見られます。
神経の緊張を取り、こもった熱をとる漢方薬を飲んでもらいました。
このような症状はエキス剤や錠剤では効き目が弱いと思われましたので、煎じ薬にしました。
手の皮むけにもよい軟膏をお出ししました。【After】
苦くてはじめは飲めなかったようですが、自分でも治したかったのでしょう。
2週間飲んで来店されたときはだいぶ汗は少なくなり、机もぬれず、ハンカチも使っていませんでした。
手の皮向けもなくなり、きれいな手のひらになっていました。
これから暑い夏になりますので、どんどん良くなるとは言えませんが、この漢方薬はストレスもとり、
体にもよいものですので、じっくり飲むようにお話ししました。【コメント】
このような多汗症の治療は西洋医学では交感神経を切断する手段があります。
しかし汗と言うのは体温調節のために出るものです。
手のひらの汗は出なくなっても代償性発汗と言ってほかの場所から出るようになったり、
顔や体がほてるようになり困っている人が少なくありません。
根本治療はないのが現実です。
だれでも緊張したり、あせったりすれば汗をかくものです。
もともとは優秀で緊張が強い人に多いので、
のんびり、焦らない性格作りを長年にわたってしていくことも大事です。
食べ物もキムチや、カレー、コーヒー、ビールなど辛いものや、興奮するものは避けましょう。担当 薬剤師 国際中医師 植松 光子
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皮膚の真菌が漢方で改善しました
【Before】
男性 38歳
7,8年前から全身に赤く輪が盛り上がった赤い斑疹ができ、皮膚科では「真菌」だと診断されました。
抗真菌剤がはじめは効いていましたが、次第に効かなくなり、内服のステロイドであるセレスタミンが出て
2年間飲んでいますが効いているとは思えない。
痒くなるのでステロイドの軟膏を使っている。
真菌はステロイドでは免疫力を低下させてかえって悪化させます。
相反する治療をしてどれが効いているのかわからなくなって、来店されました。【After】
中医学では菌の種類の鑑別より、症状で薬を決めます。
弁証は「湿熱 毒熱」で赤み、かゆみを減らし、解毒する生薬を飲んでいただきました。
2か月して、赤いリング状の発疹も薄くなってきたので、念のため、
懇意にしている皮膚科医の診断を受けてもらいました。
そうしましたら「真菌は消えている。セレスタミンと真菌の軟膏はすぐやめるように」と言われました。
今では痒み赤みは随分減りました。薬剤師 国際中医師 植松 光子