-
不妊症で基礎体温が漢方を飲んで急によくなりました。
41歳 女性
橋本病があり、AMHが低く基礎体温がはっきりしません。
なだらかな丘のようで、これはホルモンが弱いことを示します。
冷えて疲れやすく、風邪をひきやすく、ため息ばかりでます。
気と血と陽がたりないタイプと気滞といって、
ストレスがたまっているので、
元気をまし、血をまし、温める漢方薬をだしました。
<漢方薬を飲んだ後>
飲んで2か月。肌がつるつるになり、周期が24日から27日にのびました。
月経周期が1日伸びると10日若返った、と漢方の先生は言います。
食欲が出てきて冷えも減りました。夜間尿もなくなりました。
基礎体温が低温期、高温期がはっきり分かれ、台形になりました。
これはホルモンの働きがよくなったことを示します。
<先生からのコメント>
基礎体温はホルモンの働きと関係します。
基礎体温がガタガタの時は体調を整える漢方薬と
「腎」と「血」を整える漢方薬を飲んでいくと基礎体温が安定します。
こうなると妊娠も間近いでしょう。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
-
免疫抑制剤を使うほどひどかったアトピーがよくなりました。
18歳 女性
大学入学からアトピーが悪化し、体は最強のステロイド軟こうを使っていました。
漢方煎じ薬でよくなり、ステロイド軟こうを止めたせいかリバウンドを起こし、
休学をしたが、漢方薬で落ち着き、復学しました。
好きだったケーキ屋さんに就職してからひどく悪化したので
皮膚科に紹介状を書いて紹介しました。
ステロイド軟こうやステロイド内服でも効かなくなって、
臓器移植に使う免疫抑制剤を使って症状は落ち着きました。
その間も漢方煎じ薬は続けて自分の副腎や肝臓の機能は落ちないようにしました。
<漢方薬を飲んだ後>
免疫抑制剤の副作用をチェックしながら、漢方薬を飲み、
次第に量も減らすことができ、今はやめることができました。
大好きなケーキ屋さんの仕事も続けていられます。
今は赤みも薄くなりました。
この2年間は一度も悪化しません。
ただ免疫抑制剤の副作用で皮膚は薄くなっていますが、
当初よりは丈夫になってきました。
<先生からのコメント>
アトピーはステロイド軟こうやステロイド内服薬の
セレスタミン、プレドニンでも効かないくらいひどくなることもあります。
その時は臓器移植に使う免疫抑制剤を使うことがあります。
もちろん皮膚科にかかりながらです。
そんなひどいときは漢方だけでなく、
臨機応変に現代医学の力を借りたほうがいい場合もあります。
その場合も漢方薬を併用すれば体質改善できます。
絶対やめないことが治すコツです。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
-
発達障害と股間のアトピーの症状が軽くなってきました。
男性 19歳
発達障害があり、対等に他人と話せない。
気分がざわざわする。股間のかゆみがある。
肉でかゆくなる。手足の汗がひどい。90kg。食べすぎて夜間排便で起きる。
神経過敏の「肝」の症状と股間は「肝胆の経絡」なので「肝胆の経絡」に効いて、
「湿」も多いので「湿」をとる漢方薬を飲んでいただいた。
<漢方薬を飲んだ後>
漢方薬を飲み始めて半年、股間のかゆみは半分に減った、とのこと。
胸のざわざわする感じもなくなった。
夜間の残便感も減った。夕食をとりすぎないようにした。
検定試験も受けたが落ちてもよい、というくらい覚悟ができて、気分も落ち着いている。
<先生からのコメント>
神経過敏の「肝」の症状と股間は「肝胆の経絡」なので
「肝」に効く漢方薬で、気分も落ち着き、股間のかゆみも減ってきました。
これを「異病同治」といいます。
これが中医学の素晴らしい特徴です。
同じ薬で別の病気も同時に治ってしまいます。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
-
下痢をしやすい男性のアトピーがよくなりました。
17歳 男性
よく食べるが、小さいころから下痢をしやすい。
舌の苔は厚くべっとり。かゆみがひどい。夏悪化する。
赤み、かゆみ、下痢を治す漢方薬の煎じ薬を飲んでいただきました。
<漢方薬を飲んだ後>
2年間漢方薬をきちんと飲んで、赤み、かゆみ、は収まってきました。
便は正常になり、体重も5kg増え、皮膚も丈夫になってきました。
手首がまだごわごわしていますが、全身はほとんどよくなって楽になり、喜んでいます。
<先生からのコメント>
皮膚は内臓の鏡。下痢をしやすいと、栄養は逃げてしまって、丈夫な皮膚はできません。
アトピーを治すとき、胃腸の状態をよくすることが大事です、
国際中医師 薬剤師 植松 光子
-
多嚢胞性卵巣でも妊娠しました。
34歳 女性
おりものがほとんど毎日あり(痰湿)、
経血も少なく(血虚)、
風邪をひきやすい(気虚)体質でした。
おりものは痰湿と考えるので痰湿をとり、
血をふやし、「気」をふやす漢方薬を飲んでいただきました。
<漢方薬を飲んだ後>
飲んで体調がよくなり、おりものの回数が減ってきました。
半年後妊娠しました。
<先生からのコメント>
多嚢胞性卵巣は卵胞が一個育てばいいのに(主席卵胞)、
何個も小さいものができてしまうものです。
おりものは排卵の時に出るものです。
毎日あるということは、小さい卵がしょっちゅう排卵していることをあらわします。
おりものの回数が減っていくことが、主席卵胞が育ってきた証拠になります。
多嚢胞性卵巣は漢方薬がよく効きます。
国際中医師 薬剤師 植松 光子