-
好酸球性副鼻腔炎で悩んでいた臭覚障害も軽くなりました
富士見市 56歳 女性
☆今までの経緯とウエマツ薬局にいらしたきっかけ
好酸球性副鼻腔炎で後鼻ろう(喉の奥に鼻水が流れる)がひどく、頭も重く、
またアレルギー性鼻炎もあるのでタラタラ鼻水が出るときもあり、不快でした。
何とかしたいと思い、こちらに伺いました。
☆漢方薬を飲んで変わったところ、良かったこと
症状の出方は都度変わるので、その時一番つらい状態をお伝えし、漢方を処方していただき、
次回もまた…と繰り返している内にいろいろな諸症状が気にならなくなっていって、
「あんなに悩んでいたのになぁ」と思う毎日です。
鼻の症状以前に自分の生活習慣など、良くないところにも気づきました。
☆今の状況は
後鼻ろうも気にならなくなり、全くしなかったにおいもだいぶ感じるようになりました。
タラタラ鼻水も数日お薬をいただくと止まります。
☆悩んでいる方にひとこと
東洋医学は教えていただくと、目からウロコの日々で、生活のさまざまに役に立つ
暮らしに欠かせないものだと思います。
今後、体調不良になっても、こちらに相談し、お世話になれると思うと、あまり不安はありません。
☆先生からのコメント
好酸球性副鼻腔炎は難病指定で、鼻の中一杯に鼻茸ができる病気です。
手術をしてもすぐ再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。
この方は後鼻漏で常時鼻水がからんでいて、風邪を引くと鼻水も増え、
声が出にくくなるなどの症状で困っていらっしゃいました。
また呼吸が苦しくなることもあります。この病気は気管支喘息とも関連があります。
西洋医学の治療は抗生物質とステロイドと手術を行いますが、再発しやすいのが難点です。
再発しないためには、風邪を引かない健康な体質づくりが一番です。
そのための食事の改善と漢方薬は効果があります。
中医学では鼻茸やドロドロしたものは、病的な汚い水の塊です。
このようなものを生み出さないために、野菜や微量ミネラルをふくむ海藻、
しじみ、牡蠣などを多く摂りましょう。
パンやパスタ、肉類、お菓子、コーヒーなどの食べ過ぎは、
身体の中に汚いものを増やすので控えめにしましょう。
夜11時には眠っていると、肝胆が働き、免疫、細胞が元気になります。
漢方薬は、その時の症状にあったものを相談しながら飲んでいくと体調がよくなり、
風邪を引かなくなり、臭覚障害もいつの間にかよくなっていきます。
臭覚障害には特に牡蠣に含まれる微量ミネラルがよいです。
国際中医師 薬剤師 植松光子
(クリックすると大きくなります)