- 2018年5月21日 血便、便秘、軟便の繰り返しが改善 (便秘・胃腸・がん・その他)
- 2017年8月4日 慢性胃炎・原因不明の腸炎が漢方で改善しました。 (便秘・胃腸・がん・その他)
- 2017年6月17日 突然の目と喉の腫れが煎じ薬でよくなりました。 (便秘・胃腸・がん・その他)
- 2017年6月5日 漢方で食後の腹痛と下痢が改善しました。 (便秘・胃腸・がん・その他)
- 2017年4月11日 逆さまつ毛が漢方で治りました。 (便秘・胃腸・がん・その他)
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血便、便秘、軟便の繰り返しが改善
49歳 女性
4年前に潰瘍性大腸炎と診断。
2ヵ月に1回程度出血があり、便秘、軟便を繰り返す状況でした。
<漢方薬を飲んだ後>
1か月後、血便、出血量が減少。
内視鏡検査にて1年前と比較して明らかに炎症症状が軽快しているとの結果が出ました。
<先生からのコメント>
潰瘍性大腸炎は難病に指定されている病気です。
病院の治療と並行して漢方薬を服用し、血便や出血症状が以前より減少しました。
また、内視鏡検査でも1年前の症状と比較して炎症症状の改善が見られました。
一度漢方薬を飲むのを中断しましたが、飲んでいた時のほうが調子良かったとのことで
また同様の薬を調整して再開していただいています。
国際中医師 薬剤師 植松 光子
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慢性胃炎・原因不明の腸炎が漢方で改善しました。
77歳 女性
数年前より胃もたれ・腹痛・口苦・胸焼け・むかつく・ゲップ・食欲不振・
下痢したり、便秘したり・たまに粘液血便・右下腹重苦しい・常に口乾・舌にヒリヒリ感あり
と様々な症状に悩まされてきました。胃カメラの検査では、慢性胃炎でピロリ菌(-)・ポリープあり。大腸内視鏡(-)でした。
<漢方薬を飲んだ後>
現在は腹痛(-)・むかつく(-)・食べ過ぎると胃もたれ・
たまに胸焼け・ゲップ・食欲良い・舌のヒリヒリ感(-)・
排便毎日1回あるいは2日に1回・下痢(-)・便秘ぎみ
とずいぶん楽になり、体重も増え元気になりました。<先生からのコメント>
このような複雑な症状は、きめ細かく中医学で対処していくことが大事です。
20年近くウエマツ薬局で漢方薬を飲み、その都度症状に合わせて薬を選んできました。この方は胃腸の働きが弱く、食べ物を送る力がないのでたまってしまって、
ゲップや胸やけになっています。胃腸に「湿」がたまっているので、その「湿」を除いて「気」の働きを良くして
胃腸が働くような漢方薬をのんでいただきました。少しずつ胃腸が動くようになり、元気に過ごされるようになりました。
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突然の目と喉の腫れが煎じ薬でよくなりました。
60歳女性
来店前日の夜、突然目が腫れあがり、喉もかゆくなり、痛くなってきました。
目ヤニもでてきたので、次の日、眼科と耳鼻科に行って薬をもらってきました。
しかし帰ってから、ますます腫れ上がって、
眼もふさがってしまうくらいで、喉もふさがってきた感じで、
ウエマツ薬局に飛び込みました。<漢方薬を飲んだ後>
中医学では突然の腫れを「風熱」と言います。
その症状に合った煎じ薬をすぐ飲んでいただきました。
飲んですぐ収まったそうです。しかし1か月後の3月、また同じ症状が出て来店され、同じ煎じ薬を1週間分出しました。
その後10年以上発症していません。<先生からのコメント>
医師に受診して西洋薬を飲んだにも関わらずひどくなってきた場合、
一般的にはさらに強い薬が出ます。
しかし漢方薬は強くなくても、弁証と言って原因と症状に合うと良く効きます。
そのためには、深い知識と経験が必要ですので、こちらも一生勉強を続けています。
国際中医師 薬剤師 植松 光子 -
漢方で食後の腹痛と下痢が改善しました。
60代女性。
昨年10月から、食後に腹痛、下痢便や水様便が多く、1日に4回排便があります。
病院で便血、ウイルス、胃カメラの検査をしましたが、異常はありませんでした。
6カ月の間に体重が3Kg減りました。<漢方薬を飲んだ後>
胃腸を整える漢方薬を服用したところ、1カ月で食後の排便回数が減少し、
その2週間後には体重が1Kg戻り、更に1カ月後には体重が1.5Kg増え、
下痢、腹痛症状が改善しました。<先生からのコメント>
中医学では胃腸は基本の臓器だと言って、働きを重要視します。
胃腸が弱いと血も作れませんし、薬も吸収できないのです。西洋医学の胃腸薬は症状を抑えるだけのものが多いですが、
漢方薬は胃腸を丈夫にしますので、元気になります。国際中医師 薬剤師 植松 光子
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逆さまつ毛が漢方で治りました。
6歳 男児
お母さんについて一緒に来店されていたお子さんが
盛んに目をこすっていました。どうしたのか、お聞きすると、
逆さまつ毛がひどいので大学病院で手術することになった。
しかし全身麻酔なので心配している、
とのことでした。よく見るとまつ毛が、上下ともすっかりひっくり返って、
眼球を刺激していました。漢方薬もいいですよ、とお勧めして、
飲むことになりました。<漢方薬を飲んだ後>
漢方薬を飲み始めてしばらくしたら、眼をこすらなくなり、
食欲も出ていつの間にか治ってしまいました。<先生からのコメント>
中医学では「脾は肌肉をつかさどる」(胃腸は筋肉を作る)と言います。
瞼の筋肉が弱いと、まつ毛を外側にひっぱる力が弱く、
内側に入って逆さまつ毛となってしまいます。このお子さんは色が白く、食欲も少ないです。
中医学では皮膚の白いのは胃腸が弱い、と言います。胃腸を丈夫にして食欲を増す漢方薬で筋肉が丈夫になり、
まつ毛も外側にひっぱられて治ったと、考えられます。
全身麻酔という危険な治療をしなくて良かったと、大変喜ばれました。逆さまつ毛はよくみられる症状です。
漢方の胃腸薬を飲んで食欲が出て治るなんて、
漢方の考えは素晴らしいですね。
逆さまつ毛で悩んでいる方、ぜひ気軽に試してみませんか?国際中医師 薬剤師 植松 光子