
- 2016年12月15日 多汗症が漢方で改善しました (アトピー・皮膚病一覧)
- 2016年12月15日 皮膚の真菌が漢方で改善しました (アトピー・皮膚病一覧)
- 2016年11月8日 真っ赤腫れたアトピーが漢方でよくなりました (アトピー・皮膚病一覧)
- 2016年11月7日 脱ステロイド、リバウンドが漢方で改善 (アトピー・皮膚病一覧)
- 2014年5月12日 頑固な蕁麻疹が漢方で治りました (アトピー・皮膚病一覧)
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多汗症が漢方で改善しました
10歳 女子
【Before】
赤ちゃんの時から両手両足に汗が多く、紙がべとべとになるくらいでした。
暑い季節になると両手の皮も向けてきます。汗疱でしょう。
興奮すると覚めるのに時間がかかり、物事に集中すると特に汗が多くなります。
手をつなぐときに友達に言われ、本人も気にしはじめ、お母さんと来店されました。
相談机の上は汗でぬれ、ひっきりなしにハンカチで手を拭いていました。中医学では肝胆湿熱といい、交感神経の緊張しやすいお子さんに多く見られます。
神経の緊張を取り、こもった熱をとる漢方薬を飲んでもらいました。
このような症状はエキス剤や錠剤では効き目が弱いと思われましたので、煎じ薬にしました。
手の皮むけにもよい軟膏をお出ししました。【After】
苦くてはじめは飲めなかったようですが、自分でも治したかったのでしょう。
2週間飲んで来店されたときはだいぶ汗は少なくなり、机もぬれず、ハンカチも使っていませんでした。
手の皮向けもなくなり、きれいな手のひらになっていました。
これから暑い夏になりますので、どんどん良くなるとは言えませんが、この漢方薬はストレスもとり、
体にもよいものですので、じっくり飲むようにお話ししました。【コメント】
このような多汗症の治療は西洋医学では交感神経を切断する手段があります。
しかし汗と言うのは体温調節のために出るものです。
手のひらの汗は出なくなっても代償性発汗と言ってほかの場所から出るようになったり、
顔や体がほてるようになり困っている人が少なくありません。
根本治療はないのが現実です。
だれでも緊張したり、あせったりすれば汗をかくものです。
もともとは優秀で緊張が強い人に多いので、
のんびり、焦らない性格作りを長年にわたってしていくことも大事です。
食べ物もキムチや、カレー、コーヒー、ビールなど辛いものや、興奮するものは避けましょう。担当 薬剤師 国際中医師 植松 光子
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皮膚の真菌が漢方で改善しました
【Before】
男性 38歳
7,8年前から全身に赤く輪が盛り上がった赤い斑疹ができ、皮膚科では「真菌」だと診断されました。
抗真菌剤がはじめは効いていましたが、次第に効かなくなり、内服のステロイドであるセレスタミンが出て
2年間飲んでいますが効いているとは思えない。
痒くなるのでステロイドの軟膏を使っている。
真菌はステロイドでは免疫力を低下させてかえって悪化させます。
相反する治療をしてどれが効いているのかわからなくなって、来店されました。【After】
中医学では菌の種類の鑑別より、症状で薬を決めます。
弁証は「湿熱 毒熱」で赤み、かゆみを減らし、解毒する生薬を飲んでいただきました。
2か月して、赤いリング状の発疹も薄くなってきたので、念のため、
懇意にしている皮膚科医の診断を受けてもらいました。
そうしましたら「真菌は消えている。セレスタミンと真菌の軟膏はすぐやめるように」と言われました。
今では痒み赤みは随分減りました。薬剤師 国際中医師 植松 光子
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真っ赤腫れたアトピーが漢方でよくなりました
千葉県佐倉市 女性 40歳
娘が1年前より水疱をもった湿疹が全身に広まり、近所の皮膚科へ行ったところ、
アトピーと診断され、大変ショックを受けました。
何軒か病院を回り、ステロイドを塗って過ごしていました。
今年の2月より顔が真っ赤になり、膨れ上がり、びっくりしてそこで1冊の本に出会ったのです。 -
脱ステロイド、リバウンドが漢方で改善
千葉県市川市 女性 50代 (母)
昨年の7月より28歳の息子は脱ステロイドで壮絶な闘いを続けております。
親元を離れて、一人国立の大学院で卒論を書き、仲間と研究を続けながら、
口では言えない闘いをしておりました。
一度も愚痴を言わず今年の4月からは新入社員として地方に赴任しました。
その間、実に4度のリバウンドが襲ってきました。 続きを読む »